About Ospitalità Diffusa
「アルベルゴ・ディフーゾ」を考案したジャンカルロダッラーラ氏が新たに考案した仕組みであり、
それぞれの経営が別の事業者であっても、ひとつの組織として連携し、
地域全体が一体となって宿泊やその他のサービスを提供することで集落再生を実現しているケースに認められ、
また母屋と別棟との距離も1km以内であれば対象となります。
オスピタリタ・ディフーザの定義
- 一般的ホテルやアグリツーリズモでもなく、ゲストハウスでもない、イタリアで生まれた分散型宿泊施設と日本では訳される宿泊施設の形態
- 現存する家屋などを宿泊施設に改修しネットワークで繋ぎ、ツーリズモによる人の交流を地域の発展と経済活動に結びつけるアイデア
- 集落と周辺環境を取り込み、既成の伝統的環境を残しながら、地域文化の再生と発展を目的としたサービスの分散化と分業化でシステムを構築
- アルベルゴ・ディフーゾと共に、上記の理念を実現するため、同じ理念を持つ仲間を募り、お互いをネットワークとサービスで結びつけ、国際的連帯を深め、ブランド化を目指す宿泊施設
オスピタリタ・ディフーザの要件
- アルベルゴ・ディフーゾの理念と同じく地域の発展と持続可能な活動を目指す
- 経営理念が統一されたネットワークで運営される事
- 客室が住民が生活する集落内にあるか、周辺に位置する事
- 地域に根ざした伝統と本物を意識した経営とサービス
- 三つ星ホテル相当の設備、サービス、オフオンライン予約、インフォメーション、食事、娯楽等を備える
- ネットワークの中心から各宿泊施設まで、おおむね1キロ以内とする
- アルベルゴ・ディフーゾは年間を通して営業する事が必要であるが、オスピタリタ・ディフーザにおいて必須要件ではない